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猫の糖尿病治療に便利な自宅での血糖値の測り方(2月18日修正、追加)

2017/02/18

 

frolicsomepl / Pixabay

 

こんにちは
猫田ニャーです。

うちのにゃん太は糖尿病です。毎日朝晩インスリンの注射が欠かせません。なので旅行なんてもってのほかだし、仕事帰りの飲み会だって、休みの日の朝寝坊だって出来ません。

でもそれが不自由だと思った事は一度もありません。だってそれが続く限りにゃん太と暮らして行ける訳ですからね。

にゃん太はインスリンを注射する前に、必ず血糖値を測っています。それと飲水量。コップに50㏄ずつメモリをつけて、減った量をノートに記録しています。そうすると日中と夜間との飲水量の違いなどもわかるので、血糖コントロールの参考にもなります。

今日は自宅での血糖値の測り方をご紹介したいと思います。最初は結構ドキドキしますが、注射と同じくこれも「慣れ」です。

猫の糖尿病を治療するにあたり、最も苦労するのが「血糖コントロール」です。一回のインスリン量が決まるまでにもかなりの期間がかかりますし、ようやく決まったと思っても薬の作用時間や作用そのものが日々めまぐるしく変わります。

もちろん大まかな目安としてだけなら、日々の飲水量だけでも十分だとは思います。血糖コントロールが安定していれば飲水量は減りますし、反対に出来ていなければ増えるので、動物病院でも指導されるように、これも重要な指標です。

ではなぜ自宅で血糖値を測った方が良いかと言うと、今の血糖値を知る事が出来るからです。

それを知る事によって、まず低血糖を防いだり、早めに対処する事が出来ます。また、血糖コントロールに不安がある時などは、病院に半日入院などしなくても、自宅で「血糖曲線(2~3時間おきに血糖値を測りグラフを作る)」を作る事も出来ます。

嫌がる猫を大嫌いな病院に連れて行くストレスも軽減されるし、飼い主にとっても「いざとなったらいつでも測れる」と言う安心感もあり、「御守り的」なツールにもなると思います。

 

測定器を揃える

IMG_0247

にゃん太の血糖測定セット(本体、穿刺器具、センサーチップ、穿刺針、)記録ノート

私が愛用している器具は、ニプロのフリースタイルと言う測定器です。猫の糖尿病に使用してる方のほとんどがこのタイプです。人気がある理由は、なんと言っても「最小の血液量」で測れる事です。色々比較してみると、他の測定器だと血液の必要量がだいたい

 ← またはこれ以上

なのに対して、フリースタイルは

●  ← こんなんで十分

穿刺する場所が耳のふちの毛細血管な事を考えても、理想的です。

測定器の価格は、買った値段は忘れてしまいましたが本体と穿刺器具のセットでだいたい¥7,000~¥8,000位。ネットでも販売されているので、価格を比較して調べてみても良いと思います。

 

センサーとランセットを購入する

本体と穿刺器具は通販でも購入出来ますが、肝心かなめのセンサーチップと針は「対外診断用医薬品」と言う部類の為、通販では買えません。なので取り扱いしてる調剤薬局を探さなくてはなりません。

私は地元のニプロさんに問い合わせたところ、家の住所に近い取り扱い薬局を紹介してくれて、ずっとお世話になってます。

価格は、センサーのチップが、25本入り¥3,672(税込)、ランセット(針)25本入り¥540(税込)

これを一か月分で考えると、朝晩2本×30~31日、最低でも60~62本が必要です。3箱75本になりますから、月々にかかる費用として、センサー¥3,672×3=11,016、ランセット¥540×3=1,620 計\12,636となります。

また使用済みのセンサーとランセットは、医療廃棄物となるため普通のゴミとしては捨てる事が出来ませんので専用の回収容器(¥370)が必要になります。

3か月分くらい入る大容量なので、次にセンサーなどを購入する時に調剤薬局に持って行って回収して貰います。

 

結構おサイフは痛いですよ。でも可愛いにゃん太のためですもん。ちなみに私がお世話になってる薬局は、ポイントがつくので割引もあるし、毎年年賀状に¥5,000とかの割引券をつけてくれたりするので助かってます。

 

血糖値を測ってみよう

さて、器具がすべて揃ったら、いよいよ血糖値の測定です。
IMG_0253穿刺器具にランセットを取り付けて、止血用に折りたたんだティッシュを用意します。

 

つぎに本体にセンサーを取りつけて、耳の裏にティッシュを当てたらいよいよ猫さまの採血です。mimi穿刺器具はあまり強く押し付けると裏まで貫通してしまうので軽くで大丈夫です。強さの調節メモリがついてるので2くらいにしておけば良いと思います。

穿刺器具のパチンというバネの音に少し驚く事があるので、人によっては直接手動で針を刺してやる方もいるようですが私の場合はどうしてもあの刺す感触が怖くてダメでした。猫さんがどうしても音を嫌がるようならぜひチャレンジしてください。

針を刺す箇所や耳の温度によって血液の出方が違って来ます。耳が冷たい時は出にくい事が多く、反対に暖かい時なんかはいきなりドバ~っと血があふれ出て来てびっくりする事があると思いますが、異常ではないので心配いらないです。

また、止血されたかな~と思っても頭をブルブルされたりするとまた出血して来る事もあるので、ティッシュを何度も当てて完全に血が出なくなるまで確認してください。さもないと辺りがちょっとした「事件現場」になります(笑)

うまく血球が出来たら、そこにセンサーを当てて血液を吸わせます。血液が毛ににじんで広がってしまったりするとセンサーが吸収してくれないので、そんな時はやり直した方がいいです。センサーが血液を吸収すると、「ピーっ」と音がなって画面がグルグル回りながら測定を始めます。

このグルグルの時間が長いと大抵血糖値が高いです。
IMG_0255 この日はグルグル時間が長かった。

 

 

 

 

 

慣れるまでは上手くセンサーに血液を吸収出来なくて何枚も失敗してしまいます。そのたびにおサイフが痛みますが、やってるうちにコツがつかめて来るので、それまでの辛抱です。

血糖測定はいつからはじめたらいいの?

 

私が血糖測定をはじめたのは、インスリン治療がはじまって半年以上経ってからです。器具はもっと前から揃えてはいたんだけど、なかなか上手く出来なくて半ば諦めかけてた時に何となく試してみたら、なぜかすんなり行っちゃったって感じでした(笑)

最初はインスリンを注射するだけでも大変だし、インスリン量が決まるまでは病院にも定期的に行かなきゃなりませんからいっぺんにあれもこれも・・・てのは正直無理です。なので、自宅での血糖測定はそこそこ落ち着いてからゆっくりはじめても遅くはないと思います。

おわりに

 

注射をしたり、耳に針を刺したり、オシッコを採ったり、糖尿病ケアは本当に手間もお金も心配もかかります。だけどその行為こそが、愛猫との大切なスキンシップととらえれば、ますます愛情が増して行きます。にゃん太も15歳ですから、これからは糖尿病だけに限らず、腎不全や他の高齢猫の病気の心配もしなければなりません。

これからも頑張ってやって行こうと思います。

おしまい

IMG_0215 お大事に♪

 

 

 

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